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田内 学さん著「お金の不安という幻想 一生働く時代で希望をつかむ8つの視点」を読んだ感想。

田内学さん著の「お金の不安という幻想 一生働く時代で希望をつかむ8つの視点」を読みました。

タイトル通り、お金の不安は幻想であることがわかり、これからの時代で生きていくうえでの希望を持てるような素敵な本でしたので紹介します。

目次

どのような本か

  • お金の不安は、お金だけを見ていても解決しないことを教えてくれます。
  • どのような心構えで未来を生きることが自分や自分の仲間にとって最善なのかを考えるきっかけを与えてくれます。

読んだ感想

  • 正解は自分の頭と心で考えて導くことが大切だと感じました。気付かぬうちに、自分の価値観ではなく他人の価値観を生きていることに気付かされました。
  • 人と人がお互い協力関係を築くことができるのは、同じ不安を共有した時であり、今の日本では「人手不足」をいう不安に共有することで、各人が協力関係を築けるという主張に少し希望を持てました。一方で、現時点で社会的地位が高い人だからこそ持てるマクロ的な視点であり、目の前の生活で精一杯の人にとっては人手不足の不安というのは優先順位が低く不安の共有は難しいと思いました。
  • ヒト・モノ・カネの資源を需要と供給の視点で見ることで、制約がどこにあるのかを時代ごとに見定めることが大切だと思いました。制約が解消されない政策を行なっても、望んだ結果は得られないことを知りました。

本書で重要だと感じた箇所や考えたことなど

①情報を正しく吸収するために

情報は加工されています。この記事も私がこの本を読んだ中で、重要だと感じた部分のみを中心に書いています。本書の例では、モノが溢れている現代において企業は不安を煽った情報提供で消費者の購買意欲を喚起したり、成功者が語る成功事例の話は自分の能力や努力のおかげといったそれ以外の前提条件を無視したような偏った情報を発信したりと正確な情報でないことがあると紹介されています。このような偏った情報を鵜呑みにしないためには、自分の評価基準を持つことが大切です。ですが、わたしたちはつい価格などの他人が作った評価基準に基づいて物事を考えてしまう傾向があることも本書で示されています。

②これからの時代の労働に求められること

ヒト・モノ・カネの資源を需要と供給の視点から考えると、ボトルネックは常に移動しています。これからの時代はヒトが不足することでボトルネックがヒトになることで、人手不足への対応がマクロ的な視点では求められます。また、本質的なことは何かを見定めた上で必要でないことは無くしていくことが必要だと思いました。働いてくれるヒトがいなければ、お金は役に立たないことを知れました。本質的に価値があるのはヒトであり、これからの時代は能力開発などの努力が報われる時代がやってくると思うと頑張る気力も湧きます。ミクロ的な視点ではわたしたち自身が会社に養ってもらう意識から脱して、自分が価値提供する意識を持つことが必要だと思いました。

③価値の生み出し方

価値=機能÷コストで表されます。つまり、価値を生み出すためには、より少ないコストで大きな機能を果たすことが求められます。コスト部分には資源が使われます。資源の中でもこれからの時代不足する「ヒト」をどの分野に使用するかを見極めることが必要です。「AIは、与えられた問題を解くことには極めて優れているが、解くべき問題を見つけ出すのは、人間の方が得意だ。」と書かれていました。今までの成功で獲得してきた大人の「常識」は参考にしつつ、子供の持つ「本質を見抜く力」を思い出して、全体にとって最適なものは何かを考える姿勢が大切だと感じました。そして本来必要のない仕事は、極力効率化していき、貴重なコストを必要な分野で消費することが大切ですね。また、機能を大きくするには、新しい価値を生もうと「挑戦するヒト」が出発点になります。そのようなヒトを応援するために、本来の投資の意味があり、ただ自分がお金を儲けようとしているものは投資でないと本書で語られています。世の中にとって機能をもたらそうと挑戦するヒトを叩くのではなく、応援する文化を作っていくことが日本で求められます。その結果、世界から求められる製品を作れるかも知れません。

④わたしたちに求められる姿勢

一人一人の意思決定の影響力を考え、他者との協力関係を築くことの重要性を認識することが、わたしたちに求められる姿勢だと感じました。わたしたちの購買行動や選挙投票などの小さなことが、為替や国の方針などの大きなものに影響を与えると認識した上で、意思決定をすることが必要だと思いました。また、生まれた時代が異なる他者同士で協力関係を築くことは難しいですが、不安とゴールを協力することで、結束力を高めることができることを知れました。一人一人は自分の優先順位に従って、各所で頑張っていると思います。その力を、同じ方向に向けることができたら良いなと思いました。

終わりに

お金のことだけを見ていても不安が消えない状況の中で、不安の正体を突き止め、その不安を他者と共有することで、未来を少しだけ明るくしてくれる本でした。

不安なものは正体がわからないから、ただ恐れてしまいます。なんとなくお金の不安だと感じていた本質的な問題は、「人手不足」というキーワードでした。人手不足の時代に求められることが少しだけわかったような気がします。

自分の価値を高め、世の中を良くするためにはどうすればいいかを自分ごととして捉え、自分の中の不安や課題を他者へ共有することで、同じ思いを持つ人が現れて協力関係を築くことができると思えました。

生まれてきた時代も価値観も残りの人生の時間もそれぞれで異なる人同士が協力することはとても難しいことですが、それぞれの立場で必死にいまを生きています。そんな中で、ほんの少しの時間だけ、自分以外のことにも目を向けようと思いました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

masatsumi

95年生まれ。30歳になった年に自分の中に何も積み上がっていないことに焦りを感じ、ブログを始めました。

ビジネススキル向上とかっこいい体を作り上げていくために、日々の行動を大切にして、積み上げていきたいです。

妻と都内で2人暮らしの会社員。不動産会社の事務職。

趣味:ラジオを聴くこと。アルコ&ピースさんのラジオが特に好きです。音楽を聴くことも好きです。UVERworldさんのファンクラブに10年以上入ってるくらい大好きです。

保有資格:宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、ビル経営管理士、簿記2級。今は、中小企業診断士の勉強中。最終的には、仕事で生かすために、英語も話せるようになり、社労士資格を取りたいと思っています。

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